事業継続力強化計画サポートセンター札幌 記事

【BCP初心者向け】BCPとPDCAサイクルの関係とは?運用で差がつく事業継続力

2025年06月09日 20:26

「BCP(事業継続計画)は作ったけれど、それから何をすればいいの?」
その疑問に対する答えはズバリ、PDCAサイクルの活用です。

実は、BCPの真価は“策定後の運用”にあります。
一度作って終わりではなく、継続的に改善・適用していくことが大切なのです。


■ BCPにおけるPDCAとは?

項目内容具体例P(Plan)BCPの策定災害時の対応フローや代替業務を計画D(Do)訓練・実行避難訓練・緊急連絡体制の確認C(Check)点検・評価訓練後に課題を洗い出し、計画とのギャップを確認A(Act)改善問題点を反映してBCPを改訂する

📌 PDCAを回し続けることで、現実に対応できる“生きたBCP”になります。


■ なぜPDCAが必要なのか?

  • ✅ 企業を取り巻くリスクは年々変化
    (例:感染症、サイバー攻撃、気候災害など)

  • ✅ 組織も日々変化
    (人の入れ替わり、拠点変更、業務の変化)

➡ BCPもそれに合わせて“進化”する必要があります。


■ PDCAが機能している企業の例

【札幌市・製造業】

  • 半年に一度のBCP訓練を実施

  • 毎回アンケートで改善点を収集し、翌年のBCPに反映
    → 結果:社員の対応力向上、災害時の初動時間が大幅短縮


■ 初めてでもできる!PDCAサイクル運用のコツ

  1. BCP訓練は“完璧”を求めない
     → 気づきがあること自体が「C(Check)」です

  2. 振り返りは簡単に「5分間ミーティング」でもOK
     → 毎回記録を残しておくと「A(Act)」に役立ちます

  3. 小さな改善でも反映し、改訂履歴を残す
     → バージョン管理するだけで信頼性が上がります


■ 事業継続力強化計画とも連動可能

中小企業庁の「事業継続力強化計画」の認定制度では、
✅ BCPの策定
✅ 定期的な点検・見直し
が評価項目になっています。

PDCAの記録があることで、認定取得や更新申請でも有利になります。


まとめ

✅ BCPは“作って終わり”ではない
✅ 定期的にPDCAサイクルを回すことがカギ
✅ 社内訓練・振り返り・改善が「強い企業」を作る
✅ 事業継続力強化計画との相性も◎


「PDCAって難しそう…」「見直しの方法がわからない」
そんな方もご安心ください。

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