「うちはジギョケイやってません」で失う5つのもの 〜備えなかった企業が直面する“見えないリスク”とは〜
2025年11月07日 15:24
地震、台風、豪雨、感染症、サイバー攻撃、そして取引先倒産――
中小企業を取り巻くリスクは、いまや“想定外”では済まされない時代です。
そんな中、災害や危機に強い会社であることを証明できる制度として
「ジギョケイ(事業継続力強化計画)」を取得する企業が増えています。
でも一方で、こんな声もよく聞かれます。
「ウチは小さい会社だから関係ないと思ってた」
「忙しくて手が回らない」
「計画を作っただけで本当に意味あるの?」
――いいえ、やらないことの“デメリット”は想像以上に大きいのです。
✅ ジギョケイをやらないことで、企業が失うもの
❌ 1. 「補助金・融資」の加点・優遇を逃す
中小企業向けのさまざまな支援制度(例:ものづくり補助金、IT導入補助金、事業再構築補助金など)では、
ジギョケイの認定を受けているだけで加点評価がされます。
つまり、同じ内容の申請でも「取得済」の企業に軍配が上がるということ。
また、地方自治体や金融機関によっては:
防災・BCP対応企業に対する「融資条件の優遇」
「金利優遇制度」や「認定マークでの信用付与」
など、資金調達の面でもメリットがあります。
👎 未取得のままでは、“損している”状態が続いているとも言えます。
❌ 2. 取引先からの信頼・継続取引を失う可能性
近年、特に大手企業・行政機関・医療福祉分野では、
「緊急時の対応体制(BCP)を確認させてください」
「ジギョケイ取得済みであることを証明してください」
という要請が増えています。
災害時に納品できるか
データが守られているか
協力会社として信頼できるか
これらが問われる中で、ジギョケイを取得していない企業は、選定の時点で不利になる可能性があります。
❌ 3. 災害時に「経営判断が遅れる」
ジギョケイの最大の効力は、「非常時に何をすべきかが明確になっていること」です。
取得していない企業では…
安否確認ができない
担当者が不在で指示が出せない
優先業務が曖昧で、時間を浪費
情報や顧客データが失われ、復旧できない
といった“判断の迷いと混乱”が致命傷になります。
☑ 備えている企業は、「何を守るべきか」すでに決めてあるのです。
❌ 4. 社内・地域の「信頼」を失う
災害や感染症などが発生したとき、
経営者が「何の指針も出せない」「避難計画もない」となれば…
社員:「この会社、大丈夫?」
家族:「勤務を続けて大丈夫なのか?」
地域:「支援要請できない会社は連携しにくい」
という目で見られてしまうことも。
ジギョケイを策定し、公表しておくことで、
「うちの会社は非常時にも社員と地域を守る意思がある」という姿勢を示せます。
❌ 5. ESG・SDGs対応の企業価値評価に乗れない
いま、金融機関・投資家・取引先は、「災害リスク管理」「人権対応」「気候変動対応」などを重視する時代。
ジギョケイの取得は、まさにこの「非財務的価値=企業の持続可能性」を示すツールでもあります。
✅ 「事業の継続可能性」=ESGの“G(ガバナンス)”への対応
✅ 「人命・社員・地域の命を守る体制」=SDGsの実践
つまり、取得していない企業は“評価対象外”になるリスクもあります。
✅ まとめ:「やらない理由」は、リスクになる時代
ジギョケイを取得しないことで:
デメリット結果資金調達・補助金で損をする本来得られた支援を逃す取引先から選ばれなくなるチャンスを失い、失注リスク災害時に判断が遅れる事業停止・社員離脱・顧客離れ地域や社員との信頼を失う「頼れない会社」と見られる将来のESG評価から除外される成長市場・資本の対象外に
✅ むしろ「ジギョケイ」は“最も簡単にできる危機対策”
✅ 無料でできる
✅ テンプレート完備
✅ 商工会・支援機関のサポートあり
✅ 補助金や融資でも使える
そして何より、小さな会社・個人事業主こそ守れる仕組みが作れるのが特徴です。
📩 今すぐはじめる方向け:無料ツール配布中!
✅ ジギョケイかんたん記入例(Word)
✅ 小規模事業者向け事業継続チェックリスト(Excel)
✅ 補助金・融資連携マップ(PDF)
✅ 無料相談先リスト(全国対応)
📝 最後に
「うちはジギョケイやってません」
――それ、取引先や社員から見れば「この会社、もしもの時どうするの?」というメッセージになっていませんか?
始めるのは、今日からでも十分間に合います。
むしろ、「やらない理由」があるうちがチャンスです。
無料サポートはこちら
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