ジギョケイ(事業継続力強化計画)申請から“継続運用”までのフロー
2026年03月03日 14:18
中小企業の自然災害対策・感染症対策・サイバー対策の強化を支援する「事業継続力強化計画(通称:ジギョケイ)」。
本記事では、申請サポートから認定後の継続運用までの一連の流れをわかりやすく解説します。
① 無料相談・ヒアリング(現状把握)
まずは企業の現状把握からスタートします。
ヒアリング内容の例
業種・従業員数・事業拠点
想定されるリスク(地震・水害・停電・感染症など)
主要取引先・売上構成
現在の防災対策状況
補助金・金融支援の活用意向
▶ ポイント
企業規模や業種によって、最適な計画内容は異なります。
画一的なテンプレートではなく、実情に即した設計が重要です。
② リスク評価(リスクアセスメント)
次に行うのが「何が起きると経営にどの程度影響が出るか」の整理です。
主な分析項目
自然災害リスク(地震・台風・洪水)
サプライチェーン途絶
設備停止リスク
情報システム障害
人的被害
リスクの「発生可能性 × 影響度」で優先順位を決定します。
③ 事業影響分析(BIA)
事業影響分析(Business Impact Analysis)では、
「止めてはいけない業務は何か」を明確化します。
整理する内容
中核事業の特定
目標復旧時間(RTO)
代替手段の有無
復旧に必要な資源(人・設備・資金)
▶ ここが計画の“核”になります。
④ 計画書の策定
ヒアリング・リスク評価・BIAをもとに、
事業継続力強化計画の正式書類を作成します。
主な記載内容
事業概要
想定リスク
事前対策
発災時の対応体制
復旧計画
教育・訓練計画
専門家が経済産業省の様式に沿って整備し、
審査で通りやすい構成に仕上げます。
⑤ 申請サポート・提出
作成後は、管轄経済産業局へ申請します。
サポート内容
記載漏れチェック
添付書類確認
電子申請サポート
修正対応
通常、審査期間は約1〜2か月です。
⑥ 認定取得
認定されると、以下のメリットがあります。
税制優遇
金融支援(信用保証枠拡大など)
補助金加点
企業イメージ向上
認定ロゴの活用も可能になります。
⑦ 認定後の「継続運用」支援
ジギョケイは取得して終わりではありません。
継続支援内容
年次見直し
訓練実施サポート
事業内容変更時の更新
補助金活用支援
実効性チェック
PDCAサイクルを回すことで、
“形だけのBCP”から“使えるBCP”へ進化させます。
全体フローまとめ
無料相談
リスク評価
BIA実施
計画書作成
申請
認定取得
継続支援・改善
これからの時代に求められるのは「備えの経営」
自然災害の激甚化、サプライチェーンの不安定化、感染症リスク…。
企業存続には「備え」が不可欠です。
一般社団法人事業継続力強化計画サポートセンターでは、
単なる書類作成ではなく、実践的で経営に活きる事業継続力強化計画の構築を支援しています。
お問い合わせ・ご相談はお気軽に
「うちは対象になる?」
「補助金も活用したい」
「既に作った計画を見直したい」
そのようなご相談も歓迎しております。
企業の未来を守る一歩を、今から始めましょう。
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