【実は一番大事】BCPを“絵に描いた餅”にしない!社内浸透のための5つの工夫|札幌の中小企業向け
2025年04月10日 10:23
「うちはBCP策定済みだから大丈夫」
…そう思っていても、実際に災害やトラブルが起きたとき、社員はすぐに動けますか?
BCP(事業継続計画)は“作るだけ”では意味がありません。
実行されて初めて、企業と従業員、取引先を守る力になります。
今回は、BCPを社内にしっかり浸透させるための方法を、札幌市内の中小企業にも実践しやすいよう5つのポイントでご紹介します。
■ 1. 朝礼やミーティングで“小出し”に伝える
一度にすべてを説明しようとすると、社員は理解しきれません。
✅ 毎週の朝礼で「1分BCP講座」を実施
✅ 月1のミーティングで1項目ずつ共有
✅ 避難経路や連絡網など“すぐ使う部分”を優先的に伝える
📌 ポイントは「繰り返し」「短く」「実務に直結」
■ 2. 社内掲示物やポスターで“常に見える化”
伝えるだけでは人は忘れます。
だからこそ、BCPを日常の視界に入れておくことが大切です。
✅ 休憩室にBCP要点の掲示
✅ 緊急時の連絡先一覧をコピー機の横に
✅ 避難経路図や役割分担表の掲示
📌「いつも目にする」ことで、自然と覚えやすくなります。
■ 3. 避難訓練やシミュレーションで“実感”させる
BCPの理解を深めるには、“体験”が最も効果的です。
✅ 地震・火災・停電を想定した訓練
✅ データ復旧の模擬操作
✅ 顧客対応や出荷の代替フロー体験
📌 業務に関係する部分だけでも、一度動かしてみることで理解が深まる。
■ 4. 新入社員研修にBCPを組み込む
社員全員がBCPを理解していなければ、計画は機能しません。
特に入社時に“当たり前”として伝えることが重要です。
✅ 社内規定の一環として説明
✅ 自社のリスク例や過去の事例を共有
✅ 質問しやすい雰囲気づくりも大切
📌「BCPってなに?」とならないよう、最初にしっかり説明。
■ 5. “誰が見ても分かる”簡易版を用意する
分厚いPDFやファイルでは、災害時に読み返せません。
✅ 重要ポイントを1ページにまとめた「BCPカード」
✅ LINEグループやクラウドで共有できる簡易版
✅ 避難手順・復旧手順をフローチャートにしておく
📌 「誰でもすぐ手に取れるツール」がBCP浸透の鍵。
■ BCPの社内浸透に悩んだら、札幌の専門機関へ相談を!
私たち札幌の事業継続力強化計画サポートセンターでは、
✅ 社内研修用資料の提供
✅ 社員向けBCP説明会の実施
✅ 訓練の計画・実施支援
✅ 3年ごとのBCP見直し・更新サポート
など、認定取得後の実運用支援までしっかりサポートしています。
まとめ:BCPは“社内に届いてこそ”初めて効果を発揮する
✅ 繰り返し伝える・見える化する
✅ 実際に体験させる
✅ 全社員が“自分ごと”として動ける仕組みを
📌 せっかく策定したBCPを“絵に描いた餅”で終わらせないために、今すぐ社内浸透の工夫を!
📞「BCPがうまく社内に伝わらない」
📩「簡易版の作り方を知りたい」
という方は、お気軽にご相談ください。
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