【認定後が本番!】事業継続力強化計画の次のステップとは?札幌の中小企業向け活用ガイド
2025年04月08日 15:55
「事業継続力強化計画、無事に認定されました!」
…でも、認定後にどう活用していいかわからないという方、多いのではないでしょうか?
実は、認定は“スタート地点”であってゴールではありません。
今回は、認定を取得したあとの企業が“より効果的に”この制度を活用していくための実践的なステップをご紹介します。
■ STEP①:社内外に「認定された」ことを伝えよう
事業継続力強化計画の認定は、経済産業大臣による公式認定です。
つまり、それだけで「災害・危機に強い会社」としての信頼につながります。
✅ ホームページや名刺、会社案内に「認定マーク」を掲載
✅ プレスリリースやSNSで発信
✅ 取引先・顧客にメールやニュースレターで報告
📌「見える化」することで、信用力アップにつながります。
■ STEP②:補助金申請時に「加点対象」として活用
認定を受けた企業は、以下の補助金で審査の加点対象になります:
ものづくり補助金
IT導入補助金
事業再構築補助金 など
➡「内容は同じでも、認定を受けている企業が有利になる」ことも!
📌 申請時のチェック項目に「認定の有無」があるため、忘れずに記載・証明書添付を!
■ STEP③:金融機関との交渉材料として提示
BCPや防災意識を高めている企業として、金融機関からの評価がアップすることもあります。
✅ 融資・信用保証協会利用時の信頼性向上
✅ 金利の優遇や条件変更の柔軟化に寄与
✅ リスク管理体制の整った企業としての印象を与える
📌 実際に「認定後に取引銀行から評価が変わった」という声もあります。
■ STEP④:社内で計画を“共有・活用”する
認定された計画を「引き出しにしまい込んでおく」のはもったいない!
✅ 社員にBCPの内容を共有(ミーティング・掲示板など)
✅ 緊急時の連絡網・避難経路を再確認
✅ 年1回の見直しスケジュールを立てる
📌 “使える計画”にするためには、社内浸透と実践がカギです。
■ STEP⑤:3年後の「更新」を見越して定期点検を!
事業継続力強化計画の認定有効期限は3年間です。
3年後には:
組織や人員の変更
業務フローの見直し
新たなリスク(サイバー・感染症など)の発生
が起きている可能性が高いため、定期的な点検・更新が必要です。
📌「更新時にゼロから作り直す」のではなく、今から“点検リスト”を整えておくとスムーズです。
まとめ:認定後の“活かし方”が差をつける
✅ 認定を「社外発信」することで信頼性が上がる
✅ 補助金・融資の申請で有利に
✅ 社内で活用すれば災害リスクにも強くなる
✅ 定期見直しで“生きた計画”に
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