【取引先・顧客は見ている】BCPは“お客様を守る”信頼の証｜札幌の中小企業向けブログ
2025年05月01日 10:02
「BCP（事業継続計画）って、社内のための防災マニュアルでしょ？」
…実はそれだけではありません。
お客様が“この会社なら安心して任せられる”と感じるかどうか。
そのカギを握るのが、実はBCPの有無なのです。
本記事では、BCPが「取引先や顧客から信頼される企業」になるために
なぜ不可欠なのかを、札幌の中小企業向けに分かりやすく解説します。
■ なぜ“お客様の信頼”にBCPが関係するのか？
万が一、次のような事態が起きたらどうしますか？
地震で倉庫が被災 → 商品が納期に間に合わない
大雪でスタッフが出勤できない → サービス提供が止まる
サイバー攻撃で受発注システムがダウン → 業務が完全停止
このようなトラブルに対し、事前に準備と対応手順がある会社と、
「どうしよう」と慌てる会社。
お客様が信頼を置くのは、どちらでしょうか？
📌 BCPは、“不測の事態でも誠実に対応できる体制”の証明です。
■ お客様からの信頼を生むBCPの3つの力
① 情報共有の迅速さ
→ 災害時に「現状・復旧の見込み・代替対応」をすぐ連絡できる
② 代替手段の用意
→ 在庫・納品・人員配置のバックアップ体制を明記している
③ 一貫した対応方針
→ 感染症・システム障害・自然災害など状況別のマニュアルあり
➡ こうした仕組みがあることで、顧客からの「安心感」が生まれます。
■ 実際に札幌でも「BCPで信頼された」事例あり
飲食業者：雪で配送が止まった際、代替納品を事前想定していた → 取引継続
清掃業者：コロナ対応マニュアルがあった → 福祉施設から高評価を獲得
印刷業者：地震時の復旧計画を事前提示 → 道内企業との大型契約が決定
📌 「災害は避けられない。でも、そのときどう動くかは選べる」
その姿勢こそが、信頼の差を生みます。
■ BCPを策定したら、顧客にも伝えよう
せっかく作ったBCP、「ある」ことを顧客に伝えないのはもったいない！
✅ 営業資料・ホームページに「BCP策定済み」「認定企業」などを明記
✅ 契約時に“災害時の対応方針”を共有
✅ 定期的に「備えの見直し」を取引先と一緒に実施
📌 BCPを“営業ツール”として活用することで、商談にも強くなります。
■ 事業継続力強化計画の認定を受ければ対外評価にも効果大
BCPを作成し、経済産業省の「事業継続力強化計画」の認定を受けると…
✅ 認定マークの使用OK（HP・名刺・チラシに）
✅ 入札・融資・補助金の加点対象
✅ 顧客への信頼性・誠実性アピールになる
➡ 顧客は「この会社は備えている」と判断しやすくなります。
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✅ 初めてでも安心のヒアリング対応
✅ 必要項目の整理・書類作成を代行
✅ GビズID取得 → 電子申請も完全フォロー
✅ 顧客向け共有資料（BCPサマリー）も作成可能
まとめ：BCPは「お客様に安心を届ける準備」です
✅ いざというとき、動ける会社が選ばれる
✅ BCPは“トラブル時の信頼構築ツール”
✅ 顧客との信頼関係を深めるチャンスにもなる
✅ 策定・申請は専門家と一緒に進めれば安心
📩「顧客に“備えています”と伝えたい」
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