【BCPは企業の価値を高める戦略資産】事業承継・M&A・融資で有利に働く理由とは?|札幌の中小企業向け
2025年05月22日 16:23
「BCP(事業継続計画)なんてうちは関係ない…」
「災害対策でしょ?特に必要性を感じない」
そう思っている中小企業の経営者の方も多いかもしれません。
ですが、実はBCPは今、“経営の資産”として評価される時代に入っています。
M&A、事業承継、資金調達など、会社の将来に関わる場面で“備えのある会社”が選ばれ、評価される”傾向が高まっているのです。
■ BCPが“会社の価値”として評価される理由
✅ 企業のリスク管理体制が整っている
✅ 緊急時にも取引・納品・サービスが止まらない
✅ 経営者が不在でも、代替体制が機能する
✅ 内部統制・コンプライアンス意識が高い
➡ これらは第三者から見て“継続できる会社か”を判断するポイントであり、
BCPの有無で評価に大きな差がつきます。
■ 実際にこんな場面でBCPが評価されます
● M&A(企業買収・売却)
→ BCPがあれば「経営リスクが可視化・コントロールされている」と判断され、買収価格や交渉が有利に。
● 事業承継(親族・幹部・第三者)
→ 事業の仕組みが整理されており、引き継ぎの不安が軽減される。
● 金融機関からの融資・信用保証
→ リスク対応力がある企業として、金利や条件面での優遇や信用評価の向上が期待できる。
● 新規取引・大手企業との契約
→ 相手側から「BCPの有無」を問われることがあり、信頼を得やすい。
■ BCPで評価される情報の一例
項目なぜ評価されるか優先業務と代替体制中核事業が止まらない体制が整っている緊急時の意思決定フロー経営者不在時も混乱せずに動ける顧客・サプライヤー連絡先対外的な継続力がある安否確認・労務管理従業員を守る仕組みが整っている保険・公的支援の申請体制経営回復力がある
■ BCP=会社の“設計図”であり、“譲れる資産”
BCPを策定する過程で、
✅ 何を守るべきか
✅ 誰が何をやっているか
✅ 会社の判断基準は何か
を言語化・共有しておくことは、まさに“企業の設計図”を可視化する作業です。
➡ それはそのまま、**後継者・買い手・融資担当者に引き継げる“経営資産”**になります。
■ 当サポートセンターの提供サービス(札幌市中小企業向け)
✅ 事業承継やM&Aを見据えたBCP構成のアドバイス
✅ 金融機関提出用のBCP概要資料テンプレート提供
✅ GビズID取得・事業継続力強化計画の認定申請サポート
✅ 取引先・買収候補向けBCPサマリーの作成支援
まとめ:「備え」がある会社は、“価値がある会社”と評価される
✅ BCPはリスク対策だけでなく、“経営力の証明”
✅ 見えない経営資産を“見える化”できる
✅ 承継・M&A・融資・取引で信頼を得やすくなる
✅ 小さな企業こそ、仕組みで“会社の魅力”を高められる
📩「会社の未来に向けて、今やっておくべき備えを知りたい」
📞「承継や資金調達に備えて“整理された会社”にしたい」
そんな札幌の中小企業経営者の皆さま、
今こそ、BCPを“資産価値のある計画”として整えていきましょう。
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