事業継続力強化計画サポートセンター札幌 記事

【“紙のBCP”に要注意】アナログ管理の落とし穴とデジタル化のススメ

2025年06月19日 15:48

「BCPはあるけど、紙ファイルのまま…」
「災害時に事務所に行かないと見られない…」

こんな状態では、せっかく策定したBCPが“いざという時に役に立たない”可能性があります。
本記事では、「紙のBCPが抱えるリスク」と、「デジタル化で解決できる方法」についてわかりやすく解説します。


■ 紙ベースのBCPが抱える3つの課題

① 現場で見られない・取り出せない

災害時にオフィスに立ち寄れるとは限りません。
紙のBCPがロッカーの中に眠っていても、意味がありません。

② 最新情報に更新されていない

連絡先の変更、役割の入れ替えなどが反映されていないケースも多く、
古い情報のまま運用されていると混乱の元になります。

③ 配布・共有が難しい

全員に配っても、「どこにしまったか分からない」「読んでいない」など、浸透しにくいのが現実です。


■ デジタル化することで得られるメリット

デジタルBCP効果クラウド保存でどこでも閲覧スマホやPCから瞬時にアクセス更新がリアルタイム情報のズレ・重複を防ぐ一括共有が簡単社員全員に即時配信・周知可能バックアップも安心災害時でもデータが消えにくい


■ 実際のツール例(中小企業でも導入しやすい)

  • GoogleドライブやDropboxでのPDF管理

  • NotionやEvernoteなどの情報共有ツール

  • チャットワークやLINE WORKSでの緊急連絡網連携

  • GビズIDでの「事業継続力強化計画」電子申請対応


■ BCPの“デジタル浸透”に必要な3ステップ

  1. まずは既存のBCPをPDFにして共有フォルダへアップ
     → 紙からクラウドへ、第一歩を

  2. 担当者や役割分担ページに“編集権限”を持たせる
     → 情報更新のスピードが格段に向上

  3. 訓練・説明会時に“スマホから見る訓練”を実施
     → 災害時でも即時確認できる体制を構築


■ まとめ

✅ 紙のBCPは「あるのに使えない」状態になりがち
✅ デジタル化すれば、共有・更新・アクセス性が大幅アップ
✅ BCPの活用率を高めるには“見られる仕組み”が不可欠!


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