【卸売業向けBCP】物流ストップに備える!“止まらない供給体制”を構築しよう
2025年07月03日 11:05
地震、感染症、豪雪、サイバー攻撃…。
流通の要である「卸売業」が止まれば、小売・飲食・医療現場など全体に影響が波及します。
そんな中で注目されているのが、BCP(事業継続計画)です。
非常時でも供給責任を果たすための仕組みづくりが、取引先から求められる時代になりました。
■ 卸売業が直面するリスクとは?
リスク影響例自然災害倉庫被災、配送停止、商品ロス感染症の拡大社員の出勤不能・顧客対応遅延サイバー攻撃発注・在庫管理システムの停止物流トラブルトラック不足・通行止めによる納品遅延
→ 卸売業にとってのBCPは、「モノを届け続ける」ことを守るための計画です。
■ 卸売業BCP策定の5つのポイント
① 緊急時の供給優先順位を決める
顧客の重要度や社会的影響に応じて優先度設定
代替品・代替ルートをマスタに登録しておく
② 倉庫・物流センターのバックアップ体制
倉庫の被災リスクに備え、別拠点の確保や提携を検討
複数の配送会社との連携、緊急出荷マニュアルの作成
③ 情報インフラの強化
発注・出荷・在庫システムのクラウド化・二重化
社外からもアクセスできる環境づくり(テレワーク化)
④ 社員の動員・連絡体制の確立
安否確認システム、緊急連絡網、対応フローを整備
複数部署で対応できるよう業務の標準化・交代制化
⑤ 取引先への信頼発信
BCP策定の事実を社外にも周知し、「選ばれる卸」へ
災害時の対応基準をあらかじめ契約書に盛り込むのも有効
■ 「事業継続力強化計画」の認定を受けて企業価値を向上!
中小の卸売業でも申請できる制度が、
経済産業省の**「事業継続力強化計画」認定制度**です。
✅ 認定ロゴの使用 → 信頼の証に
✅ 補助金・融資・保証の優遇あり
✅ 取引先・金融機関・自治体との関係強化にも有効
→ GビズIDがあれば電子申請OK!
しかも現在は無料サポートも活用可能です。
■ 札幌市内の卸売業でも広がるBCP導入の動き
札幌では、食品・医療・雑貨・資材など、あらゆる卸業者が
「BCP未整備で商談から外された」「納品遅延の責任が問われた」などの課題から、
BCP導入を急ぐ傾向にあります。
まとめ
✅ 卸売業は“止められない”業種だからこそ、BCPは必須
✅ 倉庫・物流・情報・人の4方向から備えるべき
✅ 制度認定で信頼を可視化し、補助金や融資にもつなげよう
📣 卸売業向けBCP策定・申請を無料でサポート中!
事業継続力強化計画サポートセンター札幌では、
卸売業の実情に合ったBCPテンプレートをご用意。
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