事業継続力強化計画サポートセンター札幌 記事

【医療機関向け】命を守る“止めない体制”を!BCP策定のススメ

2025年07月29日 17:39

地震・感染症・サイバー攻撃——
さまざまな災害やリスクが高まる中、医療機関にとって「止まらない医療体制」は命に直結します。

そんな中注目されているのが、BCP(事業継続計画)の策定です。

この記事では、医療機関におけるBCPの必要性や対策のポイント、国の支援制度についてわかりやすく解説します。


■ 医療機関にとっての“事業継続”とは?

医療機関のBCPでは、「診療・手術・救急対応」など、人命に関わる中核業務の維持が最大のテーマです。

主なリスク影響地震・停電電子カルテ停止、診療不能、搬送困難感染症の流行医療従事者不足、外来制限、患者受け入れ困難サイバー攻撃個人情報流出、病院機能麻痺浸水・火災医療設備の損傷、避難誘導の混乱


■ 医療機関のBCPに必要な5つの視点

① 電源・水・通信の確保

  • 自家発電設備、無停電電源装置(UPS)の整備

  • 非常用水・医薬品・酸素ボンベの備蓄

  • 衛星電話や多回線の通信手段の確保

② 業務の優先順位整理

  • 救急、手術、透析などの優先診療リストの作成

  • 担当医・看護師の代替配置計画

  • 診療記録や患者データのクラウド保存・バックアップ

③ 感染症時の動線分離

  • 発熱外来の設置

  • 院内動線の分離・ゾーニング計画

  • PPE(個人防護具)の備蓄と着脱訓練

④ 地域連携の強化

  • 地域医療ネットワークとの情報共有

  • 診療所・薬局・介護施設との協力体制

  • 行政との避難所連携や物資搬送の事前確認

⑤ スタッフ向け教育・訓練

  • 災害時行動マニュアルの整備

  • 年1回のBCP訓練(夜間・休日も想定)

  • 安否確認ツールの導入と運用確認


■ 「事業継続力強化計画」認定で支援も受けられる!

医療機関も、中小企業庁の「事業継続力強化計画」の認定対象です。
認定を受けることで、以下のようなメリットがあります:

✅ 金融機関からの信用向上
✅ 各種補助金(例:医療DX推進補助金)での加点
✅ 国や自治体の支援制度の利用がスムーズに
✅ 地域住民・患者・医療従事者からの信頼アップ


■ 電子申請で簡単に手続き可能

「事業継続力強化計画」は、GビズIDを取得すれば、
オンラインの申請フォームに直接入力するだけで提出可能です。

マイナンバーカードがあれば即日発行も可能なので、
忙しい医療機関でもスピーディに対応できます。


まとめ

✅ 医療機関のBCPは“命を守る仕組み”
✅ 災害・感染症・サイバー攻撃など、止められない業務に備える
✅ 国の「事業継続力強化計画」で補助金や評価アップにもつながる
✅ GビズIDがあれば、申請も簡単!


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