【BCPは危機感の共有から始まる】最初の一歩を踏み出すためのヒント|札幌の中小企業向け
2025年05月09日 13:41
「BCP(事業継続計画)が大事なのはわかってる。でも、なかなか進まない…」
札幌市内の多くの中小企業から、そんな声をよく耳にします。
実は、BCPが進まない理由の多くは“危機感の温度差”にあります。
社長と社員、現場と管理部門で危機感がズレていると、どんな計画も形だけになりがちです。
今回は、BCPの第一歩を踏み出すための「社内の危機感の揃え方」を紹介します。
■ なぜBCPは“形だけ”で終わるのか?
✅ 経営者だけが意識していて、社員は他人事
✅ 忙しくて「緊急時のことを考える余裕がない」
✅ 現場と事務で想定しているリスクが違う
✅ 避難訓練や安否確認が一度きりで続かない
➡ これらの原因の多くは、“BCPが自分に関係ある”と感じられていないことにあります。
■ BCPの第一歩=「自分ごと化」させること
まずは、“BCPって自分にも関係あるんだ”と思ってもらうことが何よりも大切です。
例えば:
「地震で会社が止まったら、あなたの業務はどうなる?」
「あなたがいなくなったとき、誰がカバーする?」
「家族に“安全な職場だよ”と言える準備はある?」
➡ こうした“問いかけ”を通じて、社員に危機を自分の視点で捉えてもらうことがスタートです。
■ 社内で危機感を共有する具体的な方法5選
① 実際に起きた災害・事故の事例を共有する
→ 「札幌で実際にあった地震・停電・大雪」などを取り上げる
② 1人1業務を書き出してみる
→ 「自分しか知らない業務」がどれだけあるか見える化
③ 役職関係なく“もしも会議”を開催
→ 部署を横断して「起きたら困ること」を話し合う
④ BCPを「安全会議」「品質会議」と一体化
→ 定例業務に組み込むことで“日常業務”にする
⑤ 家族目線で話す
→ 「万が一のとき、家族に説明できる会社にしたい」と伝える
■ 危機感を共有できれば、BCPは“みんなの計画”になる
BCPは本来、社長が一人で作って終わるものではありません。
✅ 現場の知恵
✅ 管理部の知識
✅ 若手の気づき
などを組み合わせることで、“動くBCP”になります。
📌 社内の対話こそが、最も大切な第一歩です。
■ 札幌の中小企業で「社員と一緒に作るBCP」が増えています
当サポートセンターでは:
✅ 社員参加型の簡易ワークショップ
✅ 社内向けBCP導入説明資料の提供
✅ 業種ごとの危機感共有リスト
✅ BCPのたたき台の作成支援(無料)
などを通じて、“関係者全員が関われるBCP”の導入をお手伝いしています。
まとめ:BCPは「社長の仕事」ではなく「会社全体の共通認識」
✅ 最初にやるべきは、危機感の“見える化”と“共有”
✅ 社員が「自分のこと」と思えば、動きは変わる
✅ 社内の対話が、動ける組織をつくる第一歩
✅ まずは、小さく始めることが何よりも大切!
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